当社の製品は、自動車組み立てラインに直接投入されるものが多く、不良発生は直ちに自動車組み立てラインの停止につながります。そのため、顧客からは常に高い品質が要求されています。
そのため当社では、全数良品保証するために、様々な取組を行っています。
不良をつくらない仕組み
トヨタ生産方式の考え方を取り入れ、第一に工程能力を高めて不良をつくらない仕組みを構築しています。
検査保証・体制
工程内検査の充実、トレーサビリティ管理、最新測定機の導入により、確実な品質保証体制を構築しています。
初物、中物、終物の工程内検査、検査記録の保管
製品のロットと加工条件のトレーサビリティ管理
三次元画像測定機による寸法検査
十分な工程能力の確保
量産立ち上がり時、十分な工程能力が確保できるまで金型の修正、プレス加工条件の調整を行い、量産時は安定した品質を実現します。
CAEによるシミュレーション
シミュレーションで、製作前に割れ、しわ、スプリングバックを予測し、割れ、しわ、スプリングバックが起きない金型を設計しています。
サーボプレスによる加工条件の調整と管理
デジタル制御によるサーボプレスは、細かな加工条件の設定が可能で、加工条件を最適に調整できます。設定した加工条件は全て記録し、段取り替え後の生産再開時には正確に再現できます。
タップ加工での不良をつくらない仕組み
専用機によるタップ加工は、ポカヨケによりセットミスを防止しています。又、センサーにより加工不良を全数検査し100%良品を保証しています。